新型コロナウィルス検査について

▼新型コロナウイルスのPCR検査・抗原検査・抗体検査はどう違うのかを解説します。

新型コロナウイルス関連のニュースを見ていると、PCR検査、抗原検査、抗体検査などさまざまな検査の名前を耳にする機会があるのではないでしょうか。ですが、このそれぞれの検査の意味について疑問に持たれる方もいらっしゃるでしょう。

ここではPCR検査、抗原検査、抗体検査それぞれの検査の意味を詳しく解説していきます。
尚、当クリニックでは①PCR検査 ②抗原検査を採用していますので、是非ご覧下さい。

①PCR検査とは?(当クリニック採用の検査)
PCR検査とはウイルスの遺伝子を増幅させて検出する方法で最も精度の高い検査方法です。主に保健所・行政機関提携の設備の整った大病院や検査機関でおこなわれます。検査方法は唾液の採取、又は鼻や咽頭をぬぐって細胞を採取して検査を行います。
PCR検査は新型コロナウイルス感染症の確定診断に用いられており、この検査で陽性判定が出た場合には新型コロナウイルスに感染しているということになります。新型コロナウイルスに感染しているかどうかを知るためのPCR検査は公費適用(患者負担無し)となっています。PCRの検査結果は出るまでに当日~2日ほどかかります。PCR検査で結果が出れば新型コロナウイルスの感染は確実です。

②抗原検査とは?(当クリニック採用の検査)
抗原検査とはウイルスに感染した細胞が特異的に産生する抗原を検知して診断に導く検査のことを言います。PCR検査とともに、新型コロナウイルス感染症の確定診断に用いることができます。そのため新型コロナウイルス感染症と思われる症状が発症した方で、発症2日目~9日目の間にこの検査は有効とされています。抗原検査で陰性判定の場合でも、医師の判断で感染の疑いがある場合はさらにPCR検査を行います。
新型コロナウイルスの抗原検査をするキットは15分ほどと非常に最短で検査ができること、特別な検査機器を使わずに検査ができるというメリットがありまが、新型コロナウイルス感染症に無症状で感染している方がいるかどうかのスクリーン検査の用途では使うことができません。
※抗原検査はPCR検査に比べると精度が劣るとされています。

③抗体検査とは?
抗体検査とは新型コロナウイルスに感染していたかどうかを調べる検査です。いわゆる過去の感染履歴を調べる検査といえます。
ですので、日本での抗体検査は自費診療となっており、自身に抗体がついているかどうかの判定というよりも疫学調査のために用いられることが多くなっています。また、新型コロナウイルス感染が陰性であるという証明として抗体検査を行っている、あるいは行うことを推奨するという考え方の病院や診療所も多いようですが、厚生労働省ではそのような目的での検査を推奨していません。

※厚生労働省やWHOの提供している情報や論文を元に作成しています。

2019年09月27日